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皆様、たいへんお久しぶりです、マリーンです。 それどころか、最近リトはますます忙しいようで、顔をあわせる機会すら無いのです。
「ですから、緊急事態だと申し上げているでしょう!!」
ん・・・?あれは、確かリトの部下の・・・えーっと、確か・・・。 「オルドスさんっ!!」 手を振ると、私の姿に気付いたオルドスさんは笑顔を浮かべて近づいてきました。 「どうかいたしましたか。お腹が空かれたのですか。」 なでなで。 毎回大変よくして下さっているのですが・・・この子供扱いにはどうも複雑な気持ちに・・・だって、私の方が年上ですよ? 「あの、いえそういう訳では無く・・・緊急事態だって聞こえたものですから・・・。」 そういうオルドスさんの顔には隠しきれない焦りが滲みでています。 「私が忍び込んでリトに伝えてきます!」 蛇になれる事はリトに口止めされてますけど、困っている状態を放っておけません。 「お任せ下さい!ちゃんと会議の邪魔にならないように忍び込めますから。」 半ば強引にメモを書いてもらい、それを持って私は人目のつかない所まで移動しました。
り、リリリト、笑顔の周りからブリザードが・・・! 「そ、そそうは言っておらん!だが、戦力を上げるのもお前の仕事の内だ!ともかくこのままでは民の暴動が何時起きるとも解らん!!」 やはり、水姫祭が襲われた事が、大きな綻びを生んでいるようです。元々メッジモークは枯渇した貧しい世界。その上敵わぬ敵に怯える毎日を過ごさなくてはいけない人々にとって水姫祭は、心のよりどころだったのでしょう。 「解りました。それでは、兵を強化しつつ、水源システムの建設も同時進行で行う・・・という事で宜しいでしょうか。」 リトの台詞に、返す言葉が無くなったらしく、大臣らは渋々頷きました。リト、そんな事言って大丈夫なんですか?今ですらプライベート時間全くない生活が、ますます仕事だけになってしまいますよ・・・というより、ちゃんと寝ているんでしょうか。心配です。 「それでは、今日はこれで解散と・・・。」 ええっ!?これで終りなんですか? 「いつも苦労をかけるな、キーリトス。」 ・・・。 「今度はスパイごっこか。」 一瞬のうちに首ねっこを捕まえられ持ち上げられてしまいました。 「り、リリリト気付いていたんですか?」 うう、そりゃあ私は確かに黒蛇ですけどっ!!そ、そんな気にしてる事をざっくりと指摘しなくたって・・・シクシク。 「まぁ、幸い俺しか気付いていなかったらしいがな。・・・で?なんの用だ。」 うう、とっても久しぶりにあったのに、感慨の欠片もないんですね。解ってましたけど。 「えっと、オルドスさんが緊急の用事があるらしくって、手紙を頂いて参ったのです。」 口で加えていた手紙をどうぞ、と差し出すと、リトはため息ついてからそれを受け取りました。 「・・・ますます動物っぽくなってるなお前は。」 ガーーーンッ!! 「ど、動物じゃなくって一応精霊です!って投げないでくださーい!」 手紙を読む為に私が邪魔になったらしく、ぽーいっと投げられてしまった私は、慌てて人の姿に戻って抗議しました。・・・のですが、完全に無視されてしまいました。シクシクシク・・・。 「なるほどな。」
「暫く遠征に出かける。・・・問題起こすなよ。」 ぽむぽむと私の頭を撫でて、そのまま踵を返すリト。 「リト、昨日帰ってきたばっかりなのに、また行くんですか?」 ひ、酷いです。そこまで有無を言わさず遮断しなくても・・・。思わず口を噤んでしまった一瞬の合間に、リトは踵を返してその場から去ろうとしてます。 「り、リトっ!!」 ぐいっ!! 「なんだ?」 別に、用件があった訳ではないのです。ただ、あんまり会えないからちょっと寂しかったと申しましょうか。ああ、でもこんな事言ったらきっと怒られます!何か言い訳を・・・。 「嫌な事でもあったのか?」 ただでさえ忙しいリトに無駄な心配をかけさせる訳にはまいりません。 「あ、あの、気をつけて下さいね。」 ひ、人が真面目に心配してるのに皮肉な事言わないで下さい!!
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皆様お久しぶりです。生きてました・・・<いっそ死んで来い>すみません、連載再開です。 ネット小説ランキングに入っております。宜しければ投票してやって下さい。
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