生命など存在する筈の無い枯渇した大地の奥深く。 暗闇から、突如断末魔の悲鳴が響き渡った。
「今回の比率は?」 「依然として、全滅です。」
返された問いの答えに、落胆の色が広がる。 カサカサと耳障りな音が聞こえ、男は忌々しげに足元の虫を踏み潰した。
「カマワナイ、ツギ、トラエテクル・・・。」
地響きを上げて、それが消えると同時に、暗闇からこの場に相応しい姿をした者が現れた。
「効率の悪いやり方ですね。」 「・・・良い手があるような言い分だな。」
「ええ、まぁ。・・・良材はあるのでは?」 「・・・だけど、そう簡単にはいかない。」
「手段はありますよ。・・・私に任せてくだされば。」